泰湖(Yasuko)
ご訪問ありがとうございます!
よくお客様に「いったいどうやって今の地点まで辿り着いたんですか?」と
質問されるので、何だかんだ長くなったこれまでのアレコレまとめました。
簡単にまとめると、
「ご縁とタイミング + 自分の直観、ワクワクを優先」
で生きてきたのですが、更に知りたくなっちゃった方は下記をご覧ください。
※あっ、これもよく聞かれることですが、泰湖の漢字は本名です。
東京生まれ、東京育ち。
学生の頃はスキーとバイトに明け暮れる日々を過ごす。社会人になるまでは特別やりたいことも無く、何となく敷かれたレールを歩く。
社会人、脱サラ、単独でニュージーランドへ
社会人になって友人を訪ねて行ったニュージーランドの大自然と人の温かさに魅了され、それまで海外、英語には全く興味が無かったが、ただただ「住んでみたい!」という思いから会社を辞め、勢いだけでニュージーランドへ渡る。(知り合いもいなくて英語もできない、今思えばなんて無謀な…。)1年暮らした後に「この素晴らしい国の良さをみんなに伝えたい!」と現地の旅行専門学校、ガイド専門コースに入学。とにかくこの国の事を知るのが楽しくて、夢中で学んでいたら最優秀学生賞まで頂いて卒業、そのままツアーガイドの道へ。(後で気づいたことだが、ツアーガイドになるのに資格は必要なかった。が、ここで学んだガイドとしての姿勢は人生の宝に。)1年のつもりが気が付いたら永住権まで取得して約10年が過ぎ、そのまま永住かと思いきや夫の転職がきっかけでアメリカに住むことに。2011年3月末にアメリカへ移動予定で準備をしていたところ、2月22日のクライストチャーチ震災で被災。混乱が続くクライストチャーチの街を後ろ髪惹かれながら出国することに。
セドナとの出逢い、私のアメリカ生活が動き出す
2012年、渡米してしばらくロサンゼルスで暇を持て余していた(ここで暇すぎて自律神経のバランスを崩す)ところに「セドナを調査してきて」との依頼が舞い込み、「セドナってどこ?」と場所さえ知らずに言われた通りにたどり着いたセドナの街。まるで映画のセットの様な赤い岩の造形美が立ち並ぶ小さな街は、まさに大自然の奇跡を体感できる大地。人口約2万人の街に年間で約300万人以上の観光客が訪れるという、世界有数のパワースポット、セドナにすっかり魅了された私は、ニュージーランドで感じた「訪れる人にこの土地の良さを伝えたい!」という同じ思いが沸き上がり、そのまま現地オフィスの立ち上げに携わりセドナでツアーガイドをすることに。
ヨガ、アーユルヴェーダとの出逢い
2016年、セドナでの仕事が忙しくなってきたのは有難かったが、今度は忙し過ぎて自律神経のバランスがおかしくなり、ある日頭の中の毛細血管がパンッと音を立てて破裂。幸い大事には至らなかったが、自分の生活を見直すきっかけに。それまでたま~に通っていた家の近くのセドナのヨガスタジオ(後にヨガインストラクターの学校としてはアメリカでも10本の指に入る程の有名校だったと知る)に通う事で精神的なバランスが整う事を感じ、「どうせやるなら体系的に学びたい」、とたまたま時期が合ったヨガインストラクターのコースに入学。いつも何かしていないと落ち着かず、常に頭がフル回転していた自分の”心の動きを止める”という時間を過ごすことで、自律神経が整っていくのを実感。毎朝4時のアーユルヴェーダのデイリールーティーン(ディナチャルヤ)から始まる授業と全てアーユルヴェーダの理論に基づく食事が提供されていた環境で、自分の体の声に耳を傾けることの大切さを学ぶ。
パンデミックをきっかけにヨガ、アーユルヴェーダの発信へ
ヨガスクール卒業後はセドナの大地での屋外ヨガレッスンを開催。ヨガとアーユルヴェーダのある生活を継続する中で、自分の心と体と向き合い、調整することで心身共に健やかに生きられることを体感。2020年、パンデミックにより、様々な環境が変化し、だいぶ悲惨な旅行業従事という状況の中、心身の安定と健康を保てたのはヨガとアーユルヴェーダの実践のお陰、と実感。この5,000年以上に渡って受け継がれてきた、知っているだけで人生が豊かになるアーユルヴェーダ、ヨガの教えをもっと多くの人に知ってほしい!と2021年に『RISE n SHINE』を立ち上げ活動を開始。セドナで暮らすことで学んだ”自分を知り、自分らしく生きるメソッド”を取り入れた、”その人それぞれに合った”アーユルヴェーダ、ヨガの発信を開始。
腰痛からピラティスと出逢う
パンデミック終息後、セドナへの渡航者も増え、民泊の運営も始め日々アメリカの荒野を大型バンで走り回る生活へ。忙しくても朝晩のヨガは続け、心は安定していたものの年齢の関係もあってか体が悲鳴を上げ始める。一番苦しんだのが腰痛。それまで痛みが2日と続く事は無かったのに、なかなか腰の痛みが取れず横になって寝ていても痛みを感じ、「まさか私が腰痛に悩まされるとは。」と精神的にも落ち込む。体の不調は心の不安定にもつながる事を体感。人生で初めて「整体」に行ってみたものの、その効果は一瞬で持続しないことも学び、何とか自力で治すことはできないか、と模索していた時に出逢ったのがピラティス。発祥の地であるアメリカだけに、ふと周りを見たら沢山目につくピラティスの文字。通い始めて1ヶ月で「あれ?痛みが治まっている」と体の変化を実感、同時に心も軽くなってくる。こうなるともっとこのピラティスを体系的に学びたくなり(どうもこのパターンが多い私)友人の勧めでアメリカのネバダ州立大学公認の指導者養成コースにてマットピラティスを学び、資格取得後は周りの人々にヨガとピラティスのそれぞれの効果を伝え始める。
セドナ卒業、再びニュージーランドへ
気が付いたら11年も過ごしたセドナ。大自然の奇跡が織りなす造形美の中で過ごした日々はそれはそれは特別で、毎日日の出から日の入りまで太陽を追いかけ、日が落ちたら月と星を見上げて過ごし、大地に横たわりそのエネルギーを感じる、というまさに自然のサイクルで大自然と共に過ごした場所。そのままずっと暮らし続けるという選択肢もあった中で、そろそろこの地で学んだことを必要な人に届けていく時期が来たことを感じ、第2の故郷であるニュージーランドへ戻る事に。ニュージーランドは私の人生を大きく変えた場所であり、このセドナでの11年は「外へ出てもっと学んできなさい」とニュージーランドから奉公に出されていたような期間。その学びを経て2024年9月ニュージーランド南島クライストチャーチを拠点に新たな活動を始める。
直観と勢いで受講した、寿司職人養成講座
時間は遡ってパンデミックが始まった2020年。渡航制限の為仕事がぱったり止まってしまったセドナで、その先の人生をあれこれ考えていた際にふと目に留まった、「東京寿司アカデミー」「江戸前寿司職人の養成コース」の文字。まず「寿司アカデミー」という名前自体が怪しい、と思いつつ受講生の声を読み進めると、様々な年齢やバックグラウンドを持つ人々が「これからの人生寿司職人に掛けます!」「日本の寿司文化を世界に広めていきたい!」等と目を輝かせている姿と先生方の手捌きに引き込まれてしまい、その後も気になって、気になって仕方なくなり、アメリカからニュージーランドへ移住するタイミングで日本に滞在しこのコースを受講することに。(周囲の驚き様はすごかった!)それまで魚を捌いた経験ほぼゼロの私が、毎日毎日朝から晩まで魚と向き合って寿司を握って、という特殊な環境の中でそれまでほぼ縁のなかった食の世界に触れ、「美味しいものは人を幸せに、笑顔にする」「丁寧な食生活の大切さ」「尊い命を頂く事の有難さ」という当たり前のことに気づかされる。現在は食材豊かなニュージーランドで、日本食の技法をどのように生かせるかを日々研究中。
To be continued…
資格アレコレ
- Sir George Seymour National College Of Airline Travel & Tourism ツアーガイドコース ディプロマ
- 全米ヨガアライアンス認定指導者(RYT200)@ 7 centers yoga arts, Sedona
- 米国ネバダ州立大学公認ピラティスインストラクター(マット)
- アーユルヴェーダ心理アドバイザー ディプロマ
- 40 hours Yoga Nidra (Non-contact CEU with Yoga Alliance)終了
- ヨガニードラ アドバンスコース by Auspicious Yoga & Ayurveda 終了
- 東京寿司アカデミー 江戸前寿司職人養成コース 終了